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仕事もうまくいかない、定型発達ではない私がサバイバルするために選択したこと

転職・就活

こんにちは。ブログを見に来てくださってありがとうございます。

当ブログを閲覧して下さった方の中には、新型コロナウイルスの影響で働き方が変わったり、今までのやり方が通用しなくなったりと、仕事環境が激変した方もいらっしゃるのではないでしょうか。

かくいう私はというと、丁度その頃自分がグレーゾーンということが分かった上にコロナ禍が重なり、思い切って親元を離れて転職をするという決断をしました。
今は職業訓練・転職活動を経て別の業種に就職し、残業のない職場でフルタイムで働けています。

その決断に至るまでに私が考えたこと、選択したことについてお話したいと思います。

この記事はこんな人向けに書いています

🍋コロナ禍で働き方に悩んでいる人
🍋今の仕事が向いていない人
🍋転職に悩んでいる人

私が就職活動・働くことに抱いた不安

私が元々勤めていた業種は、専門資格が必要なもので需要は高かったのですが、そこまで給与が高いものではありませんでした。加えて万年人手不足で慢性的なブラック体質。
仕事自体はやりがいはありましたが、体力的に厳しい面がありました。

そして(これが一番の問題だったのですが)、業務内容がいずれもマルチタスクを求められるもので、私の特性と非常に合わないものだったのです。3年ほどその業界で働いて、作業の流れについては把握して動くことができるようになりましたが、作業のスピードは求められる水準にあと一歩届かず、同僚の皆さんにはご迷惑をおかけしていました。

新型コロナウイルスによって生活に影響が出始めた時、私は無職&絶賛求職活動中でしたが、この時私は向いていないが経歴があるから採用されやすいであろう前と同じ業種に進むか、今までの経歴を捨てて心機一転新しい業種に挑戦するべきか、どちらの道に進むべきなのか迷っていました。

サバイバルするために選択したこと

同じ業種か、新しい業種か。
どちらにするか悩みましたが、最終的に新しい業種に挑戦することを選択しました。

ぶっちゃけ、同じ業種であと数年働いたら鬱になるんじゃないかっていう不安もありました(笑)

仮に同じ業種で働く場合、頑張ってようやく人並み未満レベルで働けているという感じで、これでずっと食べていけるか自信が持てませんでした

苦手な分野を頑張って人並みに出来るようになっても、社会では「出来て当たり前」と評価されるわけです。
それよりかは、リスキーでも得意なことにフォーカスした方が自立できる可能性があると考えました。

もちろん、新しい業種に挑むにあたって不安要素がない訳ではありません。

発達障害といかないまでも、定型発達の人と比べてハンデがあるのは確かですし、新しい業種も向いていなかったら…と考えると、同じ職種で踏ん張るのも無難な選択肢ではないかと思うこともありました。

しかし、

  • 何年も従事して向いていないと分かっている職種に固執する必要はあるのか
  • 同じ業種であと3年後、5年後、それ以降も働き続けられるのか
  • 『やりがいはあるけど自分にとって心身ともにきつい状態で働く』というのは自分が望む環境なのか

ということを自問自答して、いずれもNOという答えしか出ませんでした。

“万が一転職先でも上手くいかなかったとしても、まだ若いんだからやり直せる!”
という気持ちで転職しました。ほとんど勢いですね(笑)

新しい職種に転職してみた感想

私は未経験の職種への転職でしたが、ハローワークの「職業訓練」という制度を利用したお蔭で、ある程度スキルを身につけての転職ができました。

(これは本題とはあんまり関係ないですが)
転職後、私が特に驚いて感動したことは、勤怠をICカードで管理していて、

基本的にサビ残なし! 残業申請してねと上司が言ってくれる!! 働いた分に応じてお給料が出る!!!

ということでした。ホワイトって蜃気楼とか都市伝説じゃなかったんですね。。。

それと、仕事がセクションごとに分かれている&プロジェクト管理ツールを使用しているため、前職と比べてマルチタスクを求められるシーンが非常に少なくなりました。

今も周囲と比較してミスは多いかもしれませんが、それでも仕事の進行を大幅に遅らせるレベルでやらかすということはほぼなくなったように思います。

仕事に従事する環境が変わって、私の「仕事がうまくいかない」という悩みは劇的に改善しました。

自分の仕事が「向いていないのでは…」と悩んでいる人へ

あくまでも私の体験をもとにしているため、全員が全員うまくいくとは限らないかもしれません。

でも、私みたいに『前職で仕事ができなくて同僚に迷惑をかけまくっていたヤツ』が転職してうまくいくという可能性もゼロではないので。

もし、そうした可能性をリスクを負ってでも掴みたいとしたら、一考の余地アリですよ

1年頑張っても苦手な業務は向いてないと割り切る

周囲からアドバイスを受けて真面目に仕事をしているにも関わらず仕事がうまくいかないという時は、仕事環境が合っていない、業務内容が自分に向いていないなどの可能性が考えられます。

これは個人的な雑感になりますが、
マルチタスクが得意/不得意というのは、業務の向き不向きに大きく影響すると思います。

エリートスーパーサラリーマンが、家に帰ると家事も何にもできないコンビニ飯上等な駄目人間に変貌する~みたいなものです

不得意な業務でも地道に継続していればそれなりにスキルが向上するのは確かですが、それでもやっぱり他の人より伸びしろが低かったり、あんまり頑張りが報われないなあと思うのならば、

「もっと年数続ければあるいは…」と考えるより、
「ああ、この仕事、自分は他の人より出来ていないな」と割り切るのも1つの手だと思います。

今までの生活をあと3年以上続けられないと思ったら転職を検討する

他の人より仕事ができない、仕事がうまくいかない状態って、結構ストレスなんです。

周囲に迷惑を掛けているのも申し訳ないですし、残業や仕事量が余計に増えがちですし、頑張っても報われるかと言われると怪しい状態ですし。
その上ストレスで鬱になるリスクもありますし。

そんな状態であと3年続けてやっていけるのかなと考えて、どうでしょうか。

「続けられるかもしれないけど、心身を壊しそうだなあ」と思ったら、転職のタイミングかと私は思います。

フルタイムで働いて貯金することではなく、無理せず長く働くことを目標にする

フルタイムで働いて貯金出来るならば一番無難でいい働き方かもしれませんが、今の仕事が自分に向いていないかもしれないと感じている時は、だいたい心身ギリギリな状態の時かと思います。

そういう時は、 無理せず長く働くことを目標にすることをオススメします。
ここで無理をして心身を損なって長期間働けなくなったら継続的な収入は望めなくなるという考えからです。

心身を削ってでも今収入を安定させたいのか、3年後5年後も継続的に働き続けて収入を得たいのか。

状況によって考えは変わってくると思いますが、「もう本当に無理!」な状況になったら、いのちだいじで行きましょう。

生きていればどうにかなるもんです。
その位の気楽さでいきましょう